6月14日(土)のグループ訓練の写真を掲載しました。

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6月14日(土)に行われたグループ訓練の写真を掲載しました。

ホワイトボードを使用してのプレゼンテーションです。この男性は、職場でよくあるこの場面を再現しての練習を自由課題の枠に行いました。

この様な『よくある苦手な場面』を複数の人の前で再現し、自分の発話の状態を確認、修正できるのがグループ訓練の意義の一つだと思います。

また、グループ訓練中にかかってきた電話に出るといった訓練も行われています。この様に複数の人がいる室内での電話というのも、『よくある苦手な場面』の一つではないでしょうか。”自分の話し方や話す内容が周囲に聞かれているのではないか”といった心理的な負荷は、吃音のある方であれば多かれ少なかれ感じたことがあるのではないかと思います。

グループ訓練への参加は、自身の発話スキルの向上だけではなく、自身の発話に対するイメージを少しずつ変えていきます。今後も質の高い訓練を継続し、普段感じている”生活のし辛さ”の軽減につながればと思います。

6月14日(土)のグループ訓練の写真を掲載しました。」への2件のフィードバック

  1. 私が感じるグループ訓練の最も大きな効果は、「実体験はイメージを超える」ということだと思います。例えば電話を上手にかけるイメージをするにしても、それはイメージの枠を超えることはありません。どんなに詳細にイメージしても、実際には様々なアクシデントを伴うものです。例えば、手が滑り受話器をうっかり落とすかもしれないし、電話の最中に急な来客があるかもしれません。間違い電話の場合もあるかもしれません。ポジティブなイメージ通りに行くとは限らないのです。だからこそ裏を返して言えば、実体験がとても大切なのです。失敗したって良いんです。上手に失敗すれば良いんです。そして実体験の大切さに心底気が付くと、同時にもう一つ大切なことに気が付くはずです。それは、「ああ、失敗するかもしれないなあ」というネガティブなイメージも所詮は不確実だという事実にです。それに気が付くと、予期不安が軽減されます。不確定なことに振り回される人生って何?という気持ちになるはずです。吃音があることで様々なコミュニケーション場面の回避を繰り返し、発話体験が不足してくると、逆にイメージにばかり頼る人間になるでしょう。それは一方では想像性や感性の豊かさを育むという良き面もあるけれど、他方では空想の中で生きるフワフワした自己像を形成しやすい場合もあるでしょう。グループ訓練を通じて貴重な実体験を繰り返すことで、イメージの中で生きることを超え、しっかり地に足を付けて自分自身が生きているんだという感覚を持つこと。そのことは吃音がある方々にとって大きな自信となりましょう。

    • 先生のおっしゃるとおり、出来る限り発話を『実体験』として感じて欲しいと思っています。
      病院ではなかなか難しかったのですが、この相談室では出来るだけ実際の負荷に近い状況の中での経験として体感して頂けるよう、努力と工夫を続けていきたいと考えています。
      お忙しいなか、コメントありがとうございます。

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